2015年10月27日火曜日

ブリーフ種類

ブリーフ(英: briefs)とは、男性用の下半身の下着 (underpants) の一種である。
股下を省略した下着であることから、(衣服が)短いという意味の「ブリーフ」と呼ばれる。
多くの場合Y字型をしており、トランクスとは異なって体に密着する下着であり、
伸縮性がある綿などの素材が使用される。
スポーツ用に特に機能性を重視して作られたものを、
サポーター、ジョックストラップ、或いは、スポーツブリーフと呼ぶ。
なお、欧米では女性用の深穿き及び浅穿きのパンティーもブリーフと呼ぶ場合がある。
白ブリーフ
名前の通り生地が白いことから名付けられた。
正式な商品名として使用されることはほとんどない。
米国ではブリーフを俗語で "tighty-whities" とも呼び、白色がブリーフの標準色だった。
元々ブリーフといえば白ブリーフを指すことが多くメーカーの生産も白色が主力商品としていた。
これは、清潔感を求められる下着は汚れがすぐ判るよう白色とする社会的暗黙知が存在していたからである。
カラーブリーフ
第二次世界大戦中、前線に送られた兵士用の下着として、
洗濯物を干す際に敵からのカモフラージュでオリーブ色のブリーフが製造されたが、
一般に商用化されたのは1950年にジョッキー社がマーケティング手法として、
それまで白色のみのブリーフのカラー化戦略を打ち出し、
下着のファッション化の販促キャンペーンを行ったことから始まった。
日本では1950年代中頃より登場、これまでの猿股に無かった独特のフィット感と安定感、
褌のように弛みを締め直す必要のない快適性が当世のナウなヤングにバカウケした。
しかし '80年代になると、童貞臭が漂う安っぽい白ブリーフ(英俗: tighty-whities)や
加齢臭が漂うゴムのくたびれたもっさりブリーフは時代の遺物として見限られ、
その状況を打破すべく開発されたビキニタイプなどの過激なデザインは全くの逆効果であった
。また、生活環境や生活様式の変化などにより股間の「ムレ」が意識されるようになったことも相まり、
ブリーフは徐々に嫌厭されるようになっていった。
そして '81年には深川通り魔殺人事件が発生し、
白ブリーフ姿の犯人が逮捕される瞬間が報道に大きく採り上げられたことにより、
ブリーフは日陰者となってしまったのである。
一方、下着メーカーはそうしたニーズの変化に応えて、
かつての猿股のデザインや素材を見直し、
簡易な部屋着としてもある程度は耐えられる現代的なトランクスに
進化させるなど新商品に力を入れるようになり、ブリーフの売り上げは激減した。

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