2015年10月27日火曜日

メンズブルゾンはなんですか

膨らませた身頃の裾を、ベルトやタックでしぼったものです。
丈はウエストまたは腰までで短いです。
元々は作業着として使われ、今でもスポーツウェアなどでも
使われることが多いです。
◆素材
主に作業着として着られていた時は、粗綿や麻が多かったが、
今は綿や麻、ウール、革、化学繊維など様々です。
◆印象
もとが作業着なので、ラフな印象や
ワイルドさを出すのには便利です。
◆ジャンパーとの違いは?
ブルゾンとジャンパー、同じものなのでは?
そう思った方もいると思います。同じです。
英語とフランス語の違いくらいしかありません。
強いて言えば、日本では、ブルゾンの方がファッション性が高い
ということくらいです。
ここでは、ブルゾンとジャンパーの違いについて、お話致したいと思います。
さて皆様は、ブルゾンとジャンパーの違いについて、
疑問に思った事はございませんか?どっちがどうで、一体何が違うのだろうと。
見た目から言って、特別変わった違いもなさそうですし、
あえて言うなら、そのファッション性の違いでしょうか?
ブルゾンは少し高級な物で、ジャンパーは気兼ねなく着られる物であると。
さらには、よりファッション性を求めた物がブルゾンであり、
機能性を求めた物が、ジャンパーと言う事になります。
それだけの違い?と思われても当然な事で本来、ジャンパーとブルゾンと言うのは、
英語読みか、フランス語読みか、単純にそれだけの事なのです。
しかしながら、本来は同じであるハズの物でも、私たち日本人は独特の感性によって、
ジャンパーとブルゾンとを区別し、捉え方に違いを見出す国民であったりします。
ジャンパーについて
主にジャンパーと言うと作業用であったり、多少着心地が悪くても、
体のサイズに合っていなくても構わない上着であり、スポーツウェアやカジュアルな物、
防寒や防水などの目的で着用しています。裾や袖口をゴムや紐などで締める事により、
体にフィットさせ、作業しやすい様に工夫されているのも特徴です。
よく工事現場などでは、会社名などを名入れし製作されたオリジナルジャンパーを見かける事があります。
最近では、ああいった特注品も通販で格安に制作でき、販売されている為、容易に入手する事が可能です。
ブルゾンについて
ブルゾンと言うのは、フランス語で裾を絞ったブラウスと言う意味で、ウエスト丈か、
それ以上ある長めのジャケットと言う事になっています。
裾にはたるみが入り、ベルトや紐で、体に合う様に絞ったりできます。
特殊な例として、ブルゾンスーツと呼ばれる、ブルゾン型のジャケットも存在します。
MGやアルファ、ミニなどエンスーなクラシックカー好きの方々が、
それらの車を象ったシルエットなどをプリント印刷し作成。
メンバーが集まる際に着用して盛り上がる、何て言うのは、
いかにもオシャレなブルゾンらしいエピソードです。
この様に、ファッション性や機能面と言った付加価値に意味を見出し、
別の名称で区別するなんて、日本人の発想と言うのは面白いと実感させられます。
では、ブルゾンでもなく、ジャンパーでもないコートとベンチコートの違い、
さらにはウィンドブレーカーとはなんだろう?と言う事についても触れます。
ジャンパーと言うのは、ウエストの丈が短めのジャケットの事を纏めてこのように呼んでいます。
総称なので広い商品が当てはまり、作業着に使われる頑丈かつ多機能な物から、
スポーツ用途、レジャー用の見た目にこだわった物等様々であり、
一概に「これがジャンパー」とは言う事が出来ません。
ちなみに英語圏では、ジャンパーと言うとセーターやスウェットなどを示し、
日本語で言う「jumper」は「jacket」「zip-up jacket」と呼ばれます。
ですので、もしも海外などでジャンパーを買う際は、
「ジャケットが欲しい」と伝えると良いでしょう。
ジャンパーは英語から来た言葉でしたが、
「ブルゾン」はフランス語で上着の意味を指します。
しかし、ジャンパーの時と同様に、日本独特の意味合いがプラスされた呼び方になっており、
ただの上着を指すわけでは無い様です。
ブルゾンと最近呼ばれる商品が多いのは、ジーンズやGパンをデニムと呼ぶのと同じように、
​「カッコイイから」と言うのが一つにあるでしょう。

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