2015年10月12日月曜日

喪服と礼服の違い

喪服とは?
本来喪服とは、遺族が「喪に服している」ということを意味するものです。
正式(モーニング・和装など)と略式(ブラックスーツ・ブラックフォーマルと呼ばれるもの)があり、親族3親等までは正式のものを着用します。
参列する側は、故人を偲ぶための正装をするという意味で、略式の礼服を着用します。
仮に正式のものを持っていたとしても、親族よりも格が上にならないようにするため、略式の喪服を着用しましょう。

まず、喪服は礼服の中に含まれます。礼服は冠婚葬祭すべてに着ていくことができますが、喪服を結婚式などの慶事に着ていくことはありません。
つまり、喪服は弔事用で礼服は慶事またその他の式典などに使える洋服・着物ということになっています。
女性の着物については基本的には違いはありませんが、喪服の着物は黒無地で家紋だけ入っています。
女性の洋服についても喪服・礼服で基本的には違いはありませんが、通夜や葬式・告別式などの弔事の場合、光沢のあるものや装飾の多い華美なものはマナー違反とされています。
逆に結婚式などお祝いの席には、光沢のあるものを選びますので、そのため結婚式に着るようなワンピースは喪服には使えないものが多くなります。
最後に男性の洋服ですが、ネクタイや小物を変えるだけでどちらにでも使えるのが礼服になります。
ただ、喪服と礼服として両方で使いたい場合は色は黒であることが必須。喪服は黒・薄黒であることが多く、値段が安いほど薄い黒で、値段が高いほど黒が濃くなるのが通常です。

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