2015年10月29日木曜日

日本のコスプレ​

コスプレとはコスチューム・プレイの略で、
もともと「立派なのは衣装だけで内容が伴っていない演劇」に対する揶揄的な言葉であったが、
現代ではアニメ・漫画・ゲームのキャラクターや歌手が着ている衣装を真似て作った服を着て、
そのキャラクターになりきること、更にそういった格好のことをいう。
また、コスプレを行う人をコスプレイヤー又はそれを略したレイヤーと呼ぶ。
近年は意味が拡大し、特定の職業で採用されている制服や特定の着衣を好む者が、
その衣装を真似て作った服もしくは本物を着て、
自らの意志でそのキャラクターになりきることもコスプレと呼ぶことがある。
しかし、狭義のコスプレに限るべしとの意見もある。
同人作家などのペンネームや通信上の ハンドル にあたるものは、
コスプレネーム (CN/ コスネーム) などと呼んでいます。
ところで 「コスチュームプレイ (Costume Play)」、「コスプレ (Cos-Play)」 の語源、
由来ですが、欧米では時代衣装を着て楽しんだり、
あるいは時代劇そのものなどを表す言葉として元々存在していた言葉でした。
 日本では戦後しばらくしてから舞台演劇用語として、
「衣装稽古」 の意味として使われていましたが、
これが転じたもの…とする意見が一般的ですね。
 もっとも 「コスチューム」 も 「プレイ」 もずっと以前から、
もはやカタカナ日本語となっている言葉でしたし、単純にその2つを組み合わせて作った、
いわば和製英語の典型だとも考えられます。 
なお、現在日本でいう 「コスプレ」 にあたる趣味や催しは、
欧米では長らく 「Masked Party (マスカレードパーティー)」 などと呼んでいましたが 
(欧米のSF系のイベントでは風物詩ともなっていて、日本のSF大会でも後に登場)、
近年では転意し逆輸入した 「Cosplay」 との表現も目立ちます。
日本のコスプレ​に関する禁則:
風紀的な問題などから、会場や主催者によっては極端に肌を露出する衣装や女装を禁止し、
コミックマーケットなどでは、防犯・安全上の理由からモデルガン、
模造刀、鋭利な装飾や棒を始めとする全長の長い物などの持込が禁止されている。
コミックマーケットの規則に準ずるとするイベントもある。
コスプレをしたままでの来場・帰宅、更衣室と指定されていない場所での着替えやメイク、
イベントによっては血糊の使用も禁止事項やマナー違反とされる。
また、 盗撮や肖像権侵害を防ぐ意味から、
開催当日もしくは事前申込という形で参加登録を義務付けるイベントがあるほか、
主催者によっては特殊なカメラやレンズ、撮影機材に制限を設ける場合もある。
さらに、コミックマーケットにおけるコスプレそのものを規制する検討もなされている。

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