2016年1月5日火曜日

懐中時計の着け方

懐中時計の始まりは、
オリヴァー・クロムウェルが使用した懐中時計で1625年頃の製作と言う説があります。
この懐中時計は、
現在英国博物館蔵で時計師のジョン・ミッドナル作の物の言われています。
懐中時計はその後、
時計としてだけではなく装飾品としても好まれ貴族や高級商人等に愛用されていく事になります。
16世紀に宗教改革の影響でカトリック教会に追い込まれたプロテスタント主導者カルヴァンは1541年スイスにとどまる事になります。
そのカルヴァンを頼りにフランス等から時計の技術者もスイスへ逃げて来たのがスイス時計産業の始まりと言われています。
後に複雑なカレンダー付や月齢を表示できる機能を持つ懐中時計も作るようになり、
スイスの機械式時計が高い評価を受ける事となります。

























引き輪タイプの物は場所に制限が少なく気軽に着け
られる便利な形状の物です。
基本的にはベルト通しの部分に掛けてズボンの
ポケットに懐中時計を入れる事が多く、ジャケット
や背広に着ける場合は内ポケットのループに掛けて
内ポケットに懐中時計を収納します。
チェーンの駒に引き輪を通す事で長さ調整を自由に
行えるのはこのタイプの特徴です。

0 件のコメント:

コメントを投稿